注目の自動車ニュース

800馬力のメルセデスAMG Gクラス、ブラバス『800 4×4 2 ステルスグリーン』…ボディカラーは「ステルスグリーン」

  • 《photo by BRABUS》
  • 《photo by BRABUS》
  • 《photo by BRABUS》
  • 《photo by BRABUS》
  • 《photo by BRABUS》
  • 《photo by BRABUS》
  • 《photo by BRABUS》
  • 《photo by BRABUS》
  • 《photo by BRABUS》
  • 《photo by BRABUS》

ブラバス(BRABUS)は6月13日、メルセデスAMG『G63』をベースに、高性能化を図ったブラバス『800 4×4 2 ステルスグリーン』を欧州で発表した。

◆22インチのBRABUS 「Monoblock HD」鍛造ホイール
ボディカラーは、「ステルスグリーン」で塗装された。フロントには、LEDポジションライト、牽引性能4500kgのケーブルウィンチを備えたBRABUSのカスタムフェイシアを採用する。LEDバックライト付きBRABUSロゴと2本のステルスグリーンのシグネチャーストライプを備えたカーボンファイバー製ラジエーターグリル、ボンネットのカーボンファイバー製BRABUSパワードームが、迫力を増している。

22インチのBRABUS 「Monoblock HD」鍛造ホイールと、アドベンチャーに適した325/55R22サイズのオールテレーンタイヤを組み合わせた。アルミホイールには、ブラックシグネチャー仕上げが施されている。アルミホイールとタイヤは、ヘビーデューティなオフロードユース向けに開発された。

「BRABUSアドベンチャーパッケージ」を用意した。大胆なルックスと夜間の視認性を実現するBRABUSウィンドディフレクターをはじめ、BRABUSルーフラック、荷物の積み降ろしを容易にするBRABUSリアラダー、カーボンファイバー製アンダーライドガードなどがセットされる。ドアハンドルとスペアホイールカバーのトリムには、グロス仕上げのカーボンファイバーが使用されている。

◆0~100km/h加速は4.6秒
メルセデスAMG G63の4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボをチューニングした。ターボチャージャーのブースト圧を引き上げつつ、燃料噴射や点火タイミングを変更する新開発のエンジンコンピューターを採用する。

このチューニングの結果、最大出力は800hp/6600rpm、最大トルクは102kgm/3600rpmを獲得した。メルセデスAMG G63の最大出力585hp/6000rpm、最大トルク86.7kgm/2500~3500rpmに対して、パワーは215hp、トルクは5.3kgm引き上げられた。

トランスミッションは、カーボンファイバー製パドルシフト付きの9速ATだ。動力性能は、0~100km/h加速が4.6秒。最高速は、高い重心と22インチのオールテレーンタイヤに配慮して、210km/hでリミッターが作動する。

◆BRABUSの「サンライズ」レザー内装
アクティブ制御バルブ付き高性能エグゾーストシステムを採用する。ボタンを押すだけで、ドライバーは控えめな「Coming Home」モードと、力強い音を発する「Sport」モードが選択できる。クロームメッキされた2本のサイドパイプは、BRABUSらしいカーボンファイバー製トリムやアンビエンスライトが付く。さらに、このシステムは、排気ガスの背圧を低減することで、車両のパワーデリバリーを最適化している。

BRABUSの「サンライズ」レザーは、ソフトで通気性が良く、マイクロファイバー素材の「ダイナミカ」を使ったヘッドライナーと調和するように、キャビン全体にあしらわれた。ホワイトのステッチとブラックのパイピングが、シートとドアパネルに配された「ダブルキューブ」キルティングパターンを際立たせるという。また、センターコンソールやサンバイザーなど、コックピットの数か所に、ブラバス創業の1977年にちなんで、「77」のエンボス加工を施したBRABUSの「ヘリテイジ」ブランドパターンを採用している。