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アウディ A6 アバント、スポーティさを高めた「Sライン」設定…欧州で2024年型受注開始
アウディは6月1日、ミドルクラスワゴン『A6アバント』(Audi A6 Avant)の2024年モデルの受注を欧州で開始した。
◆フロントグリルやエアインテークのデザインを変更
2024年モデルには、「ベーシック」、「アドバンスドライン」、「Sライン」の3種類のエクステリアパッケージを設定した。このうち、Sラインでは、シングルフレームグリルにクロームインサートが配される。リアは、ディフューザーのデザインを変更し、ディフューザーブレードがプラチナグレーに塗装された。
フロントサイドのエアインテークのデザインも変更され、マットブラックにプラチナグレーのインサートをあしらう。サイドシルはワイド化され、新形状のアルミホイールとスポーツサスペンションが装備されている。
合計12色のエクステリアカラーが用意された。2024年モデルでは初めて、アルコナホワイトとマデイラブラウンメタリックが追加される。Sラインでは、グレナディンレッドメタリックとアスカリブルーメタリックも選択できる。
◆「Sラインインテリアパッケージ」を用意
インテリアのトリムには、8種類のバリエーションがある。オリーブツリーナチュラルとアッシュボルカニックグレーナチュラルのウッドインレイと、ダイナミカマイクロファイバーで覆われたインレイが新たに追加されている。
従来の「Sラインスポーツパッケージ」をベースにした「Sラインインテリアパッケージ」が用意される。インテリア、ダッシュボード、ルーフライニングがブラックで統一された。パドルシフト付きのマルチファンクションスポーツレザーステアリングホイールには、パンチングレザーのグリップをはじめ、コントラストの効いたステッチが施される。フットレストとペダルは、ステンレスル製だ。
Sラインインテリアパッケージでは、シートが「Sequenz」と呼ばれるファブリックにレザーの組み合わせとなる。また、前後のアルミ製プレート付きドアシルトリムには、イルミネーションが付き、フロントには「S」の文字が添えられる。
◆新デザインのアルミホイールを装着
2024年モデルには、「アウディバーチャルコクピット」が標準装備された。12.3インチのスクリーンと1920×720ピクセルのフルHD解像度を持つフルデジタルインストルメントパネルを組み合わせる。ドライバーはマルチファンクションステアリングホイールからアウディバーチャルコックピットを操作し、クラシックビューやインフォテインメントモードを選択することができる。
標準装備されているライト類もアップグレードされた。ベースグレードでも、ヘッドライトはフルLEDが標準になる。デイタイムランニングライトが装備された。また、パークアシストプラスも標準装備されている。
2024年モデルには、10本スポークデザインの17インチ鍛造アルミホイールと225/60R17タイヤが標準装備されている。マルチスポークデザインの18インチアルミホイールは、グラファイトグレーでコーティングされ、よりスポーティになった。Sラインには、5アームダイナミックデザインの19インチアルミホイールが装着されている。