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【人とくるまのテクノロジー2023名古屋】新会場でスケールアップ、313社が最新技術を紹介
自動車技術会(JSAE)は、自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2023名古屋」を7月5日から7日の3日間、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場・愛知県常滑市)で開催する。
7回目となる今回は、会場をポートメッセなごや(名古屋市港区)からAichi Sky Expoに移し、大幅にスケールアップしての開催となる。出展企業・団体数は前回の約2倍となる313(内157社は初出展)。世界初8件、日本初3件を含む様々な最新技術や製品などを披露する。また、来場前の事前調査などに役立つオンライン展示会「人とくるまのテクノロジー展2023 ONLINE STAGE2」も6月28日から7月19日に開催する。
主催者企画展示は「英知を集結しよう!カーボンニュートラル、その先の循環型社会へ」をテーマに、これまでのリニア型社会から、循環型社会の実現に向け、自動車産業のバリューチェーンの新たな広がりを紹介する。「循環」をキーワードに、資源に対する技術や他産業における循環スキーム、鉄のリサイクルや樹脂のケミカル再生技術、さらにはカーボンリサイクル技術の展示、生産現場における資源の再利用技術も展示。循環型社会の実現に向けて「知恵・技・匠」で来場者と一緒に考える「場」を提供する。
また、JSAEが主催する人材育成事業である自動運転AIチャレンジをテーマとした企画展示を実施する。自動運転AIチャレンジではCASE、MaaSと呼ばれる新技術領域にて活躍するソフトウェア人材の発掘・育成のための取り組みとして、シミュレーション大会とインテグレーション大会を年1回ずつ実施している。今回の企画展示では、自動運転に関わる展示とデモを実施し、ソフトウェア人材と自動車業界の交流の場となることを目指す。
新企画「新技術搭載車展示」では、ホンダ『ZR-V e:HEV』、マツダ『CX-60 Biofuel』、日産『エクストレイル』、トヨタ『プリウス』、日野『デュトロZ EV』、ホンダ『EM1 e:』、いすゞ『ギガ』、日野『Fuel cell electric heavy-duty truck』など、新技術を搭載した最新の乗用車、大型トラック、二輪車を一堂に展示する。
さらに、主催者企画展示のテーマに沿った講演、JSAE中部支部による企画講演、自動運転AIチャレンジ企画に関する講演を展示会場とオンラインのハイブリッドで開催。7月7日にはマツダの開発陣が登壇し、『CX-60』の開発秘話などを紹介する特別講演をオンラインで実施する。
なお、名古屋展示会、オンライン展示会ともに来場には事前登録が必要となる。