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BMW『M4カブリオレ』改良モデルを初スクープ!525馬力までパワーアップ!? 気になる変更点は
BMWは現在、高性能2ドアスポーツ『M4クーペ』の改良新型を開発中だが、その派生オープン『M4カブリオレ』市販型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
2代目となる現行型M4クーペは2020年、M4カブリオレは2021年に登場しており、約4年ぶりのフェイスリフトを迎えることになる。
ドイツ市街地で捉えたのはM4カブリオレのプロトタイプだが、ここで見られたアップデートはクーペと共通と考えて良いだろう。フロントとリアエンドがカモフラージュされたM4カブリオレ。フロントエンドでは、新設計されたバンパーと、頂点に君臨する「M4 CSL」に似た、よりアグレッシブなスプリッターが装備されている。またヘッドライトはややコンパクトになり、その内部にはブーメラン型のLEDデイタイムランニングライトが見てとれる。
リアエンドでは、クワッドエキゾーストパイプがディフューザーの間にインストールされている。またリフレクターは同じ位置にあるが、テールライトは上部が少しフラットになり、レンズの大きさや形状は同じに見えるが、内部グラフィックが刷新される。
キャビン内では、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、14.9インチのインフォテインメントシステムで構成される曲面ディスプレイが装着されたばかりのため、大きな変化は期待できない。とはいえ、最新のオペレーティングシステムにアップグレードされると思われ、センターコンソールが刷新される可能性もあるようだ。
注目は心臓部だ。現行型では3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載、8速オートマチックトランスミッションと標準の全輪駆動システムが組み合わされている。現在の「M4コンペティションxDriveコンバーチブル」は最高出力510ps、最大トルク508Nmを数値を誇っているが、噂によると最高出力は525psまで上昇する可能性がある。
M4改良新型のワールドプレミアは、2024年初めと予想される。