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VW最小SUV『Tクロス』改良新型、最終デザインがほぼ露出!
VWが現在開発を進めている『T-Cross(Tクロス)』改良新型の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。
Tクロスは、VWのSUVシリーズ最小モデルとして2019年に発売。現在日本市場では、3年連続輸入車SUVナンバー1として君臨している大ヒットモデルだ。
ブラジルで捉えたプロトタイプは、4月に捉えた車両と比較すると、重厚なカモフラージュの代わりにステッカーが貼られている。ヘッドライトユニットはより正方形に近い形状となり、角にそれを隠すテープが貼られていることがわかる。グリルは少し拡大され、新しいパターンになっており、スリムなクロムストリップには『ゴルフ』などのようにLEDが配置される可能性がありそうだ。また下部グリルにも変更が加えられ、三角型のエアインテークが配置される。
リアエンドではLEDテールライトのグラフィックが新設計されていることが確認できる。またテールライトを接続するライトバーは、赤と黒のテープで完全に隠されているが、これは完全なダミー。改良新型ではストリップライトが削除されるとも噂されている。
キャビン内では、素材のクオリティーを改善し、デジタルコックピットのソフトウェアをアップグレードすると予想される。パワートレインは、最高出力95psと、110psを発揮する1.0リットル直列3気筒TSIエンジンを保持するほか、最近アップデートされた最高出力150psを発揮する1.5リットル直列4気筒「TSI Evo2」エンジンがトップに君臨する。また現行型同様にすべてのグレードは前輪駆動であると予想され、マニュアルまたはオートマチック(DSG)トランスミッションを提供する。
Tクロス改良新型のワールドプレミアは、2023年後半になるだろう。