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電動化はあるのか!? MINI『クーパー5ドア』次期型をスクープ、リアデザインに注目!
MINIは現在、全ラインアップの次期型を開発中だ。すでに『クロスオーバー』やEV版の「3ドア」ハッチバックなど、開発中の車両が度々スクープされて公式ティザーも出ているが、今回初めて捉えたのは後部座席ドアを追加した主力モデルの「5ドア」だ。
スクープサイト「Spyder7」が捉えた5ドアプロトタイプは、厳重に偽装されているが、大きなグリルと円形のヘッドライトを備えて進化したフロントエンドなど、3ドアと同様のアップデートが見て取れる。フロントバンパーにはスプリッターや大きなエアインテークが備わりスポーティなイメージで、「クーパー」グレードと予想される。
側面では流線型のボディワークと際立つショルダーライン、分厚いBピラーが確認できる。リアエンドでは、高性能モデルの「JCW」で見られるものを反映したアグレッシブなスプリットウィングを装備。新設計されたLEDテールライトは一見かなり大型化されているように見えるがこれはカモフラージュで、バックショットでは本当のLEDテールライトが点灯している様子が見える。
3ドアの電動バージョンとICEバージョンは異なるデザインになる計画と伝えられており、グリルの有無などで差別化されると見られる。5ドアにも2バージョンが用意されるとなれば、同様の差別化が図られるだろう。
そこで気になるのがパワートレインだ。3ドアでは電動パワートレインや、48Vマイルドハイブリッドシステムを備えたICE(内燃機関)も提供されるが、5ドアの電動化については現在『コンセプト・エースマン』として公開されている『エースマン』の市販版がその役割を実質的に担うため、全方位戦略となるかは不明だ。ICEでは1.5リットル直列3気筒や、2.0リットル直列4気筒などが予想される。
果たして5ドアの電動モデルは登場するのか、注目したい。