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ベンチマークはスマート!発表間近のMINI『クロスオーバー』、ド派手なEVプロトタイプをスクープ

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MINIの人気SUV『クロスオーバー』(海外名:カントリーマン)次期型のワールドプレミアが近づいている。スクープサイト「Spyder7」が、ド派手なカモフラージュをまとったフルエレクトリック(BEV)バージョンのプロトタイプを捉えた。

次期型クロスオーバーは『スマート#1』をベンチマークとしているようで、ド派手なプロトタイプはスマート#1を引き連れてテストをおこなっていた。最終形に近いと見られ、LEDデイタイムランニングライトを備えるブロック状のヘッドライトを高い位置に配置した、よりエッジの効いたフロントエンドが確認できる。

側面からはフラッシュマウントされたドアハンドル、グロスブラックのピラーの一部が見えるほか、後部からはユニオン・ジャックのモチーフが特徴の垂直テールライトも確認できる。

次期型クロスオーバーはEV、ICE(内燃機関)搭載モデルがラインアップされるが、どちらもBMW『X1』/『iX1』が採用する「FAAR」プラットフォームに乗り、ボディサイズは現行モデルよりも13cm(5.12インチ)長く、全長4429mm(174.4インチ)となり、高さは約60mm(2.36インチ)伸びて1613mm(63.5インチ)に巨大化される。

キャビン内には、2つのデジタルスクリーンを搭載。ドライバーの前にある小さな丸型のディスプレイは、インストルメントクラスターとして機能し、ドライバーに向かって傾斜した大型のセンタースクリーンは、インフォテインメントシステムとして機能する。

パワートレインの詳細も入手した。EVのベースグレードには、最高出力188psを発揮するシングルモーターを搭載、より強力な「SE ALL4」では、最高出力308psを発揮するデュアルモーターにより全輪駆動となる。どちらも64.7kWhのバッテリーパックを搭載し、約450km(280マイル)のWLTP航続を実現する。

一方ICEバージョンでは、1.5リットルの直列3気筒と2.0リットル直列4気筒エンジンに48Vのマイルドハイブリッドアシストを搭載すると予想される。

MINIクロスオーバー次期型のワールドプレミアは迫っているとみられ、11月からドイツのライプツィヒで生産に入る予定だ。