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わずか5年でフルモデルチェンジ、BMW『1シリーズ』次期型は2024年で確定!何が変わる?
BMW『1シリーズ』改良新型と思われていたプロトタイプが、実は次期モデル「F70型」であったことが、スクープサイト「Spyder7」の調べで発覚した。
◆生産開始は2024年7月
Spyder7はこれまでも、開発テストをおこなっている車両が次期モデルである可能性を報じていたが、ほぼ確実となった。
流出したドキュメントには、「F70」と明記されているほか、生産(SOP)が2024年7月であることも確認できる。つまりワールドプレミアは遅くとも2024年後半と予想され、従来モデルの登場からわずか5年でフルモデルチェンジとなるということだ。
さらに「116i」とグレード名が書かれていることから、『2シリーズアクティブツアラー』の「216i」を踏襲し、最高出力122psと最大トルク230Nm発生する1.5リットル直列3気筒ターボチャージャーエンジンを搭載する可能性がある。
◆流線型デザインに進化するエクステリア
そのエクステリアも見えてきた。ヨーロッパの市街地で捉えた最新プロトタイプは、厳重なカモフラージュが施されたままだが、従来モデルとは全く異なる流線型のフロントエンドはインパクト大。
ヘッドライトはよりコンパクトになり、その内部には2本の太いLEDデイタイムランニングライトが確認出来る。フロントバンパーはコーナーエアインテークを隠しているが、中央の広い開口部には2本の水平バーが装着されている。またキドニーグリルは、スリム&コンパクトになり楕円形に近い形となりそうだ。
リアエンドは、丸みを帯びたハッチ、新設計のラップアラウンドテールライトの一部が見られるほか、助手席側には、1本の排気管が隠されたように下向きにインストールされていることがわかる。足回りには斬新かつ複雑なデザインのホイールが装着されていた。
キャビン内は完全に覆われているが、2シリーズアクティブツアラーのアップデートに準じたものとなる。つまり、10.25インチのデジタルインストルメントクラスターと10.7インチのインフォテインメントシステムで構成される曲面ディスプレイを備えた、より上質なインテリアとなる。またプロトタイプには、コンパクトなシフター、ロータリーボリュームコントローラー、USBポートも備わっている。
今回のプロトタイプは1.5リットル直列3気筒ターボの「116i」だが、頂点の「M135」には最高出力303ps最大トルク450Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンも期待される。最終的には「M140」へ車名変更される可能性を秘めている。