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ホンダ シビックタイプR 新型に軽量版「S」、欧州の一部市場で販売へ

  • 《photo by Honda》
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ホンダの欧州部門は4月20日、ニュルブルクリンクにおいて市販FFモデルの最速記録を達成した仕様の新型『シビック・タイプR』を、「タイプR-S」として欧州の左ハンドル市場で販売すると発表した。

新型シビック・タイプRは、ドイツ・ニュルブルクリンク北コース(1周20.8km)において、市販FFモデルの最速記録を達成した。そのラップタイムは、7分44秒881だった。

今回のタイムアタックでは、新型シビックタイプRにミシュランと共同開発した「パイロットスポーツ・カップ2コネクト」を装着した。このタイヤは、ドライ路面でのグリップの向上やバランスの良いハンドリングなど、サーキット性能をさらに高めるタイヤとして、ホンダ販売店でオーダーできるようにし、顧客はミシュランから直接購入する形になる予定だ。

欧州の左ハンドル市場で販売されるタイプR-Sには、このパイロットスポーツ・カップ 2 コネクトタイヤが装着可能になる見通し。また、ニュルブルクリンクのタイムタック仕様と同じ軽量化も施される。軽量化の内容は公表されていないが、エアコンなどの装備が省略されると見られる。