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V8 PHEVでW12以上のハイパワーに!? ベントレー『フライングスパー』が電動モンスターに変身

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ベントレーのフラッグシップセダン『フライングスパー』に、V8エンジンを搭載したプラグインハイブリッド(PHEV)が追加されるという噂が近年囁かれていたが、いよいよ現実味を帯びてきた。市販型プロトタイプと思われる車両を、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

捉えたプロトタイプは、ほとんどフルヌード状態だが、よりスポーティーなフロントバンパーを備えているほか、クワッドエキゾーストパイプではなく、デュアルエキゾーストシステムがインストールされていることがわかる。カメラマンによるとその排気音は従来モデルと比べ大きく、V8エンジンを搭載している可能性が高いという。

ベントレーには現在、2.9リットルV6エンジンと電気モーター、および18kWhのバッテリーパックで構成されるPHEV(最高出力544ps、最大トルク750Nm)が存在するが、新PHEVではポルシェ『パナメーラ ターボS E-ハイブリッド』同様の4.0リットルV8エンジンと電気モーター、18kWhのバッテリーを組み合わせたものが搭載されるとみられる。

これにより最高出力は690ps、最大トルク870Nmを発揮する。最高出力635ps、最大トルク900Nmを発揮する「W12」エンジンと比較しても出力ではよりパワフルな「電動モンスター」の誕生を意味する。

フライングスパーV8 PHEVのデビューは、早ければ2023年以内にも行われるだろう。