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メルセデスベンツ GLC クーペ 新型、EVモード131kmのPHEV設定
メルセデスベンツは、SUVクーペの『GLCクーペ』(Mercedes Benz GLC Coupe)の新型に、プラグインハイブリッド車(PHEV)を設定すると発表した。
新型GLCクーペには、第4世代のPHEVシステムを搭載する。欧州市場向けには、ガソリンエンジンの「GLC 300 e 4MATIC」と「GLC 400 e 4MATIC」、ディーゼルエンジンの「GLC 300 de 4MATIC」の3グレードが設定される。トランスミッションは9速ATの「9Gトロニック」で、モーターと一体設計されている。
中でも、ガソリン仕様のGLC 300 e 4MATICのエンジンは、直噴2.0リットル(1999cc)の直列4気筒ガソリンターボで、最大出力204hp/6100rpm、最大トルク32.6kgm/2000~4000rpmを発生する。モーターは、最大出力136hp、最大トルク44.9kgmで、システム全体では、313hpのパワーと56.1kgmのトルクを獲得する。動力性能は、0~100km/h加速6.7秒、最高速220km/hとなる。
二次電池には、蓄電容量を従来型の13.5kWhから31.2kWhに倍増させた自社開発のリチウムイオンバッテリーを積む。EVモードの航続は、ガソリン仕様が最大131km(WLTPサイクル)とした。EVモードの航続は、従来型の最大49kmから約2.7倍に増えている。