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【BMW X5 改良新型発売】PHEVとMモデル2機種を導入…価格は1260万円より
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は4月3日、ミドルクラスSUV『X5』改良新型の販売を開始した。
X5改良新型は第4世代モデルをベースに、エクステリアおよびインテリアをよりモダンなデザインとした。ラインアップはプラグインハイブリッド(PHEV)モデル『X5 xDrive50e』に加え、高性能モデル『X5 Mコンペティション』『X5 M60i xDrive』をラインアップする。
価格はX5 xDrive50eが1260万円、X5 Mコンペティションが1972万円、X5 M60i xDriveが1520万円。納車は7月からを予定している。
◆新デザインのヘッドライトなど、フロントマスクを刷新
エクステリアでは、矢印型デイライト機能を持つLEDヘッドライトをBMW初採用。フロントバンパーは大型化し、PHEVモデルではアイコニックグローキドニーグリルとすることで夜間における存在感を増している。リアデザインは、横方向に伸びるスリムかつ大胆にデザインされたX字型LEDコンビネーションライトにより、力強さとXモデルであることを表現している。
インテリアでは、12.3インチのメーターパネルと14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させ、運転席側に湾曲させた最新のカーブドディスプレイを採用。優れた視認性と高い操作性を実現し、iDriveコントローラー回りをすっきりとさせることで、運転席まわりの空間を広くし、モダンな印象を与えている。
◆PHEVモデルはシステムトータル出力489ps
X5 xDrive50eは、最高出力313ps/最大トルク450Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンエンジンと、最高出力197ps/最大トルク280Nmを発揮するモーターを搭載。システムトータルで最高出力489ps/最大トルク700Nmを達成している。容量29.5kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。電気モーターのみで最高速度140km/hに到達、一充電あたりの航続距離は約100kmを実現している。
Mモデルは4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンの48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ。システムトータルでX5 M60i xDriveは最高出力530ps/最大トルク750Nm、X5 Mコンペティションは最高出力625ps/最大トルク750Nmを発揮。トランスミッションはX5 M60i xDriveがダイナミックな走りを実現する8速ステップトロニック、X5 Mコンペティションはよりスポーティなギアシフトが楽しめる8速Mステップトロニックを搭載する。
◆最先端シャシーテクノロジー採用で優れたドライビングダイナミクスを実現
X5 xDrive50eとX5 M60i xDriveはオートマチックセルフレベリングコントロール付きアダプティブ2アクスルエアサスペンションを、X5 MコンペティションはアダプティブMサスペンションプロフェッショナルを装備。各モデルの特性に応じた、快適で安全なハンドリングを実現している。また、X5 M60i xDriveには電動パワーステアリング「インテグレイテッドアクティブステアリング」を標準装備し、卓越性とハンドリング快適性を高めている。
X5 Mコンペティションはドライビングダイナミクスを強化。電子制御ダンパーとアクティブロールスタビライザーを備えたアダプティブMサスペンションプロフェッショナルを採用し、「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツプラス」、3種類の走行モードを選択できる。さらにアクティブロールスタビライザー、Mスポーツブレーキ、Mモデル専用4輪駆動システムM xDrive、アクティブMディファレンシャル等を採用する。
◆最先端運転支援システムやコネクティビティを標準装備
X5改良新型は、高性能3眼カメラ&レーダーや高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムを搭載。アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)や衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、ペダル踏み間違い急発進抑制機能などを標準装備する。パーキングアシスタントは、直前に前進したルートをバックで正確に戻ることができるリバースアシスト機能を採用。また、一定の条件下にて、ステアリングから手を離しての走行が可能なハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能も搭載する。
最先端のコネクティビティも標準装備。車両の状況をリアルタイムで把握してドライバーをサポートする「BMWコネクテッドドライブ」や、音声会話だけで車両の操作や情報へのアクセスが可能となる「インテリジェント・パーソナル・アシスタント」を搭載する。