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ヒョンデのEVに高性能版、プロトタイプがWRCマシンと走る

  • 《photo by Hyundai》
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ヒョンデ(現代自動車)は3月30日、小型ハッチバックEVの『アイオニック5』の高性能モデルとして開発中の、「アイオニック5 N」のプロトタイプ映像を公開した。

車名の「N」とは、ヒョンデの高性能ブランドの「N」を意味する。ヒョンデは2015年秋、Nブランドの立ち上げを発表した。Nは、ヒョンデが新たに立ち上げたサブブランドだ。Nは、WRC(世界ラリー選手権)などモータースポーツのノウハウを導入し、ヒョンデ初の高性能車に特化したブランドとなるのが特長。Nとは、ヒョンデの韓国の研究開発拠点の所在地の南陽と、開発テストの舞台であるドイツ・ニュルブルクリンクに由来する。

ヒョンデは、日本市場にも導入されているEVのアイオニック5の高性能モデル、アイオニック5 Nを2023年内に発売する予定だ。ヒョンデによると、アイオニック5 Nがヒョンデ初の高性能EVになるという。

映像には、アイオニック5 NのプロトタイプとWRC参戦車両の「i20 N ラリー1」が登場。スウェーデンの氷雪路において、走行テストを行う様子を紹介している。