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レクサス UX300e 改良新型、新電池パック導入で航続距離4割アップ
レクサスは、バッテリーEV(BEV)『UX300e』を一部改良し、3月30日より販売を開始した。
UX300eは2020年、ブランド初のBEVモデルとして誕生した電動コンパクトクロスオーバー。個性的なデザインと取り回しに優れたボディサイズに加えて、BEVならではの上質な走りと優れた静粛性が好評を得ている。
今回の一部改良では、新開発の電池パック導入により、電池容量を54.4kWhから72.8kWhに増強。これにより、航続距離を従来型比約40%アップの512kmに伸長するなど、BEVとしての基本性能を進化させた。さらに、UXシリーズとして、上質ですっきりと奥深い走りの味の深化と、予防安全技術の機能拡充や最新のマルチメディアシステムを採用した先進装備の進化にも取り組んだ。
走りの味の深化では、リヤに標準装備の「パフォーマンスダンパー」に加え、ボディのスポット溶接打点を20点追加することでボディ剛性を強化。BEV特有の低重心パッケージの基本性能の高さを引き上げるべく、EPSやアブソーバーの最適化を図り、すっきりと奥深い走りを実現した。
先進装備の進化では、予防安全技術「レクサスセーフティシステム+」を機能拡充した。また、大型化/高解像度化したタッチディスプレイを搭載した最新のマルチメディアシステムを採用するとともに、インストルメントパネル、コンソール周辺の形状やスイッチレイアウトを最適化。その他にも充電用USBコネクタ(Type-C)をコンソール前方に2個新設するなど、使い勝手を向上した。
価格は機能充実のバージョンCが630万円、豪華装備のバージョンLが685万円。