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ランチアのコンセプトカー、仮想空間に予告…実車は4月15日発表へ
ステランティス傘下のランチア(Lancia)ブランドは3月23日、ワールドプレミアを4月15日に行う予定のコンセプトカーのティザー写真を公開した。
ランチアは2022年4月、ブランド再生に向けて、今後10年の戦略計画を発表した。イタリア国内専売ブランドになっていたランチアは5月、ヨーロッパ市場への再参入を発表した。11月には、新しいロゴマークも発表。EV市場への参入や、新しい持続可能なデザインを取り入れることを明らかにしている。
ランチアの戦略計画では、市場の50%をカバーするために、今後2年ごとに1車種ずつ、合計で3つの新しいモデルをラインナップに加える。具体的には、2024年にEV化される新型『イプシロン』をリリースし、2026年には新しいフラッグシップモデルを導入する。2028年には、新型『デルタ』を発売する計画だ。
ランチアブランドは4月15日、コンセプトカーをイタリアで開催するEmozione Pu+Raイベントにおいて、初公開する予定だ。このコンセプトカーは、ブランドの今後10年のマニフェストになるという。
新たなティザー写真では、黒いベールに覆われたコンセプトカーを紹介した。ランチアは、3 月28~31日まで開催される仮想イベント「2023メタバースファッション ウィーク」に、仮想ショールームを出展し、仮想空間に黒いベールに覆われたコンセプトカーを展示する、としている。