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アストンマーティン『DB11』後継モデルか!? デザインが異なる謎のプロトタイプの正体は
アストンマーティン『DB11』の後継モデルと思われる謎のプロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。
アストンマーティンは現在、「次世代のフロントエンジンスポーツカー」の開発を進めており、そのプロジェクトは『DB11』の後継車から始まると言われる。スウェーデンで寒冷地テストをおこなうプロトタイプがそれにあたる『DB12』(仮)と思われるが、現行モデルのアップデート程度に収まるのか、完全に代替となるのかは今のところ不明だ。
フロントエンドには、より際立つ大型グリルの開口部と、新設計されたヘッドライトやバンパー、目立つスプリッターを装備している。現行型のクラムシェルボンネットは、ベンチレーテッドフードに変更され、フード開口部はヘッドライトの内側にあることがわかるが、カモフラージュしたその姿は日産『GT-R』のようにも見える。
Cピラーはその特徴的なカットラインを保持しているが、LEDテールライトは変更されていることが確認できる。また下部バンパーには内燃機関を搭載することを証明する円形のデュアルエキゾーストパイプが配置されている。
現行型DB11のパワートレインは、メルセデスAMG製の4.0リットルV型8気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載。最高出力535ps、最大トルク675Nmを発揮し、8速オートマチックトランスミッションと組み合わされており、0-100km/h加速4秒、最高速度309km/h(リミッター作動)の動力パフォーマンスを持つ。またオプションで最高出力639ps、最大トルク700Nmを発揮する5.2リットルV型12気筒も提供、0-100km/h加速を3.7秒まで短縮し、最高速度は334km/hまで向上させる。もしこのDB12が完全新設計されるなら、電動化もあり得るだろう。
アストンマーティンのローレンス・ストロール会長によると、キャビン内はメルセデスのMBUXを反映し、「言語に適切に対応する」最新のインフォテインメントタッチスクリーンシステムが搭載されるという。
DB12(仮)のデビューは、2023年後半と予想される。