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メルセデスベンツ『Eクラス』新型、ダッシュ全面ディスプレイに多彩なコンテンツ
メルセデスベンツは、ミドルクラスモデル『Eクラス』(Mercedes-Benz E-Class)の新型のインテリアを先行公開した。
新型Eクラスのインテリアのハイライトのひとつが、「MBUXスーパースクリーン」だ。助手席用スクリーンをオプションで装備した場合、MBUXスーパースクリーンの大きなガラスディスプレイが、ダッシュボード全面を覆う形になる。新型では、ドライバー正面のデジタルディスプレイを、2つの表示スタイル(クラシックとスポーティ)と3つのモード(ナビゲーション、アシスタンス、サービス)によって、カスタマイズできる。
メルセデスベンツは Google の「Place Details」へのアクセスを、新型Eクラスの車載インフォテインメントシステムで可能にする。営業時間、写真、評価、レビューなど、世界中の2億を超えるビジネスや場所に関する詳細情報を検索できるようにする。Place Details は、最新世代のMBUXを搭載する新型Eクラスで利用できるようになる予定だ。
また、新型Eクラスでは、サードパーティのアプリを、スマートフォンを介さず、車両に直接インストールできる。例えば、ドライバーは、ビデオ会議アプリ『Zoom』を利用して、車内から会議に遠隔参加することができる。新しい 「App Store」が 「Mercedes me Store」に統合され、アプリのラインナップは徐々に拡大していく。新型Eクラスの発売時には、複数のアプリが車載化できるようになる予定だ。『TikTok』をはじめ、モバイルゲームの『アングリーバード』、クラウドベースのコラボレーションソリューション『Webex by Cisco』、ビデオ会議システム『Zoom』などが予定されている。
エンターテイメントポータルの「ZYNC」も、新型Eクラスに参画している。ダッシュボード中央ディスプレイとオプションの助手席ディスプレイに、ビデオストリーミング、オンデマンドコンテンツ、ローカルビデオプログラム、スポーツ、ニュースなどを表示する。