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まるでトランスフォーマー? 謎のプロトタイプはあのSUV後継車だった
ドイツ市街地で謎のコンパクト・クロスオーバーSUVをカメラが捉えた。
ドア、バンパー、Cピラーには、通常のカモフラージュの上にさらに偽装パネルが取り付けられ、ダミーのヘッドライト、テールライトを装着する異様な開発車両は、まるで映画『トランスフォーマー』に出てくるオートボットのようだ。
カメラマンによると、これはフォード『フィエスタ』ベースの新型クロスオーバーSUVだという。現在、フィエスタベースのSUVには、『エコスポーツ』『フィエスタ アクティブ』がある。第3の派生SUVを投入する理由として、フィエスタ アクティブはハッチバックのリフトアップモデルにすぎず、エコスポーツは古すぎることが挙げられる。この新型SUV投入により、エコスポーツは消滅し、実質後継モデルとなる可能性もあるようだ。
ボディサイズは、エコスポーツより大きく、『エスケープ』や『クーガ』より小さい。アーキテクチャには、フィエスタよりひとまわり大きい『フォーカス』の「Cプラットフォーム」を流用すると思われ、車名は『シティSUV』が有力候補の一つだという。
パワートレインは、1リットル直列3気筒エンジンや1.5リットル直列4気筒にマイルドハイブリッド搭載が予想されているが、まだ断定はできない。ワールドプレミアは、2020年。ライバルはセアト『Arona』やVW『T-Cross』となる。