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ベントレー、W12気筒エンジンを生産終了へ…最終モデルは750馬力に
ベントレー(Bentley)は2月22日、W12気筒ガソリンエンジンの生産を、2024年4月をもって終了すると発表した。
英国クルー本社の「ドリームファクトリー」でハンドビルドされるW12気筒ガソリンエンジンは、ベントレーを象徴するエンジン。最終的な生産累計は10万基を超える見通しだ。
ベントレーは2030年までに、全ラインアップを電動化し、車両平均のCO2排出量をゼロとする「ビヨンド100」戦略を掲げている。W12気筒ガソリンエンジンの生産終了は、持続可能な未来に向けたベントレーの取り組みがさらに加速することを意味しているという。
このW12気筒ガソリンエンジンにふさわしい最後の花道を用意しようと、ベントレーは先頃、過去最強バージョンのW12の開発を終えた。改良を重ね、最終形となったエンジンは、最大出力750ps、最大トルク102kgmを獲得する。マリナーが18台限定で製作する『バトゥール』に搭載される予定だ。