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BMWのクーペSUV『X2』もEV化!テスラの充電スタンドで激写、そのスペックは?
電動化に特化したBMWの「i」ブランドは、2020年に『X3』のEV版となる『iX3』を発表。その後『iX』を導入し、今年始めには『X1』のEV版『iX1』がワールドプレミアされた。続くiX2は、ブランド初のEVクーペSUVとして登場する。
スウェーデン北部のテスラの充電ステーションで、ピットストップ中を激写したプロトタイプは、かなり厳重なカモフラージュが施されている。ドアに「Electrified Vehicle」のステッカーが貼られ、充電ステーションに接続されていることからもICE(内燃機関)版のX2ではなく、EV版「iX2」であることが確認できる。
フロントエンドには、フルエレクトリックモデル特有のクローズド・グリルを装着。グリル中央の黒いボックスには、レーダーやセンサーなど先進装備向けのハードウェアが隠されているのだろう。一方でバンパー下部には、三角形のメッシュパターンを持つスプリットインテークも確認できる。
リアエンドでは、LEDテールライトを透明なプラスチックのようなカバーで覆っているが、その奥にはプロダクションコンポーネントが装着されていると思われる。
キャビン内では、10.25インチのデジタルインストルメントクラスターと、10.7インチのインフォテインメントシステムで構成される曲面ディスプレイが確認できる。「iDrive8」システムの搭載など、他のBMWモデルのトレンドに従うと予想される。
iX2は、弟分「iX1」とそのプラットドーム、およびパワートレインを共有するだろう。おそらく、64.7kWhのバッテリーパックを積み、最高出力313ps、最大トルク494Nmを発揮するデュアルモーターのセットアップを搭載。全輪駆動システムを備えた「xDrive30」バリエーションも期待できる。またエントリーモデルとしてシングルモーターバージョンも用意される可能性がある。