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メルセデスベンツ『CLA』、「シューティングブレーク」にも改良新型…ガソリン全車が電動化
メルセデスベンツは1月18日、小型ステーションワゴン『CLAシューティングブレーク』(Mercedes-Benz CLA ShootingBrake)の改良新型を欧州で発表した。
改良新型には、「コンフォートシート」を採用した。人工レザーの「ARTICO」に立体的にエンボス加工されたブラック生地を組み合わせる。オプションで、セージグレー内装を用意した。「プログレッシブライン」には、ブラック、マキアートベージュ、セージグレーの3種類の内装色が選べる。「AMGライン」では、ARTICOとマイクロファイバーの「MICROCUT」の組み合わせが標準で、内装色はバイアブラウンも選択可能。 AMGラインでは、シートの色として、ブラック、バイアブラウン、セージグレー、チタングレーパール/ブラック、レッドペッパー/ブラックの5種類を設定する。コンフォートシートのファブリックには、100%リサイクル素材を用いた。ARTICOとMICROCUTの組み合わせでは、リサイクル素材の使用割合はシートの表面で65%、その下の素材で85%となる。
改良新型では、新形状のフロントバンパー、新しい星型パターンのフロントグリル、新開発のリアディフューザーなどにより、スポーティさが強化された。LEDハイパフォーマンスヘッドランプを標準装備。LEDテールライトには、最新のグラフィックが採用されている。
ガソリンエンジンはすべて電動化され、7速または8速デュアルクラッチ「DCT」トランスミッションを組み合わせる。マイルドハイブリッドとして、すべてのガソリンエンジンに48ボルトの電気システムが装備されており、発進時などにおよそ14hpのパワーを発揮し、エンジンをアシストする。新しいベルト駆動式スタータージェネレーター「RSG」を装備した。始動時には、RSGは従来のスターターよりも低振動で静かな始動を可能にした。さらに、低負荷の巡航中に、内燃エンジンを停止して「セーリング」することもできる。減速中や惰性走行時には、RSGはエネルギー回生を行い、12ボルトの電装品や48ボルトのバッテリーに電力を供給する。