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マツダのロータリーエンジン復活、『MX-30 PHEV』に搭載 1月13日発表予定
マツダ(Mazda)の欧州部門は1月9日、ベルギーで1月13日に開幕するブリュッセルモーターショー2023において、新開発のロータリーエンジンを積む小型クロスオーバー車『MX-30』のプラグインハイブリッド(PHEV)を初公開すると発表した。
マツダは2020年11月、中期経営計画の見直しを発表した。この中で、マツダの独自技術のロータリーエンジンを使用したマルチ電動化技術の開発を進めており、2022年以降、順次市場に導入していく、と公表していた。
ブリュッセルモーターショー2023で初公開されるMX-30のPHEVに、新開発のロータリーエンジンが搭載される予定だ。温室効果ガス排出削減という世界的な課題に対するマルチソリューションアプローチとして、マツダはMX-30の新しいPHEVを発表する。
なお、マツダは、「MX-30のPHEVには、新開発のロータリーエンジンを動力とする発電機を搭載する」と明らかにしており、レンジエクステンダーEVの発電用エンジンとして、ロータリーエンジンが活用される可能性もある。
マツダは、MX-30 PHEVのティザー写真を1点公開。ロータリーエンジンを模したエンブレムと見られる。マツダは、電動化の時代にロータリーエンジンが生まれ変わる、としている。