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メルセデスベンツの電動ミニバンがキャンピングカーに早変わり…マルコポーロ
メルセデスベンツは12月2日、新型EVミニバン『EQT』(Mercedes-Benz EQT)の欧州発表に合わせて、同車にオプション設定する純正キャンピングカー仕様「マルコポーロ・モジュール」を初公開した。
EQTは『Tクラス』のEV版。メルセデスベンツはこのEQTに、オプションの純正キャンピングカー仕様として、マルコポーロ・モジュールを設定する予定だ。マルコポーロ・モジュールは、簡単に取り付けと取り外しができ、キャンピングカーへの切り替えが、数分で済むという。
マルコポーロ・モジュールに含まれるのが、ベッドユニットだ。サイズは2000×1150mmでマットレスの厚さは100mm。2名用の就寝スペースとして利用できるという。遮光ガラス、防虫スクリーン付き換気ファン、小物用のウィンドウポケットが標準装備されている。また、リアにはオプションでキッチンユニットを用意した。引き出しには、プッシュ式のオープン機構とソフトクローズ機構が備わる。
12リットルの水タンク付きシンク、15リットルの冷蔵庫、カセットコンロも装備できる。引き出しには、食器や調理器具を収納することが可能。キャンプ用の椅子2脚とテーブル1個が付属する。テーブルの脚は長さが2種類あり、屋外で使うことも、EQTのセンターコンソールの後ろに取り付けて使用することもできる。