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560馬力のツインターボで復活…BMW『3.0 CSL』が「M」創業50周年に合わせ甦る[詳細画像]
BMWは11月24日、2ドア2シーターの高性能クーペ『3.0 CSL』を欧州で発表した。BMW Mの設立50周年を記念し、世界限定50台を生産する予定だ。
BMW M社の前身となるBMWモータースポーツ社は1972年5月24日、BMWの技術と情熱を結集し、モータースポーツ活動に本格的に取り組むために設立された。今年で創業50周年を迎えた。設立された年の1972年に発表されたのが、オリジナルのBMW 3.0 CSLだ。翌1973年にはニュルブルクリンク24時間耐久レースで勝利を収め、その輝かしい歴史をスタートさせている。
今回、欧州で発表されたBMW 3.0 CSLは、BMW Mの創業50周年を記念し、50年前の3.0 CSLを最新のテクノロジーで再現した限定モデルだ。クラシックなクーペのプロポーションと、フロントエンジンに後輪駆動、マニュアルトランスミッションを組み合わせた伝統的な車両コンセプトを備えており、歴史的なオリジナルの3.0 CSLのルーツをたどっているという。
「Mツインパワーターボテクノロジー」を採用した3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力560hp、最大トルク56.1kgmを発生する。強烈なドライビングプレジャーを追求するために、6速MTと後輪駆動を組み合わせた。このエンジンは、7200rpmまで許容する。