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高齢化する住民の移動と観光客の二次交通…大津市で自動運転バスを運行へ
大津市、京阪バス、京阪電鉄など6事業者は共同で、滋賀県大津市でディーゼルと電気自動車(EV)の2種類の自動運転バスを運行する実証実験を、12月10日から2023年2月28日まで実施する。
実証実験は、高齢化する住民の移動手段確保、観光客の二次交通充実を目的に実施するもので、自動運転装置を搭載した小型ディーゼルバス、小型電気バスをそれぞれ運行する。コースはびわ湖大津プリンスホテル~琵琶湖ホテル~JR大津駅。電気バスの運賃は無料で、ディーゼルバスは片道210円(大人)。
また、12月13日からはに自動運転バスの利用促進と大津市内の回遊性向上を目的に、大津市自動運転・京阪バス大津市内乗車券アプリを提供する。アプリでは、自動運転バス片道チケット/京阪バス大津市内1日フリーきっぷのデジタルチケットサービスの提供、地域店舗と連携したデジタルクーポン/地域イベント情報を配信する。
実証実験には先進モビリティ、BIPROGY、日本ペイント・インダストリアルコーティングスも参加する。