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マツダ ロードスター、新色「ジルコンサンド」を纏う
マツダの2シーターオープンスポーツカー、『ロードスター』が一部改良を受け、新色の「ジルコンサンドメタリック」が追加された。今までに無い新たな魅力を放つようになったロードスターを画像と共に紹介する。
◆カーキ系のジルコンサンドで、装いも新たに
「ジルコンサンドメタリック」は、既に『CX-5』などに設定されているボディカラーだ。北米向けに生産されるSUV『CX-50』にも設定があり、緑がかったカーキ系のカラーでワイルドな雰囲気が漂うが、ボディサイズの小さいロードスターではまた違った印象を与える。
カラー名にある「ジルコンサンド」とは、鋳物の型などに用いられる珪酸ジルコニウムの砂のこと。ジルコンサンドメタリックは、その鉱物が持つきらめきを表現した色であると同時に、日本において他社に先駆けて砂型鋳造を採用したマツダのヘリテージも表現している。
そんな新色で塗装されたロードスターは、新たな世界観を感じさせるものとなっている。現行の4代目はデビューから既に7年が経過しようとしているが、ビンテージライクにも見えるカラーが、まだ見ぬ魅力を引き出しているようだ。
◆デビューから7年、熟成が進む「操る楽しさ」
画像の車両のグレードは「RS」。ビルシュタイン社製のダンパーなどが装着された、ロードスターのトップモデルだ。トランスミッションは6速マニュアルのみの設定という硬派な仕様で、「操る楽しさ」を追求している。
搭載されるエンジンは、今やすっかりマツダのお家芸となったSKYACTIV-G 1.5。1.5リットルで最高出力132PS、最大トルクは152N・mを発揮する。数値だけ見れば控えめに見えるかもしれないが、ロードスターの「操る楽しさ」については折り紙付きだ。
今回の一部改良によって、また一段と熟成が進みますます魅力的になっているロードスター。改良によって追加された新色「ジルコンサンドメタリック」は、ソフトトップモデル、ハードトップモデル共に選択できるようになる。価格はソフトトップモデルの268万9500円から。