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日産サクラと三菱eKクロスEVが2022年ヒット商品に…日経トレンディ[新聞ウォッチ]

  • 《写真撮影 高木啓》
  • 《写真撮影 雪岡直樹》

きょう11月4日は「一の酉」。長引くコロナ禍に加えて、ロシアのウクライナ侵攻や円安に伴う物価高などで揺らぐ2022年も11月に入り、年の瀬まで2か月足らずとなったが、そろそろ「今年の○○」というタイトルが目に飛び込む季節でもある。

そんななか、日経BPが発行する月刊誌の『日経トレンディ』が、「2022ヒット商品ベスト30」と「2023年ヒット予測30」を発表した。

きょうの朝日などに広告を掲載しているが、このうち2022年のヒット商品の1位は、乳酸菌飲料の「Yakult1000/Y1000」に輝いたという。2位以下には「ちいかわ」、「PCMネックリング」、「トップガン マーヴェリック」、「完全メシ」などと続くが、昭和生まれのシニア世代には、意味不明でさっぱりわからない商品ばかりだ。

◆これまでにない安さのEVがヒット
それでも「日産サクラ/eKクロス EV」が8位にベスト10入り。2車種で4か月に3万6000台超を受注し、いわば国民車の軽自動車カテゴリーで存在感を示すほか、これまでにない安さのEVに消費者が飛びついたのがヒット商品に選ばれた理由のようだ。

ただ、日産自動車は、その『サクラ』の受注を10月31日から停止している。好調な受注に加え、半導体など部品不足で納期の長期化が見込まれるためで、再開時期は未定という。また、自動車ジャーナリストなどが選ぶ今年の「RJCカーオブザイヤー」の第一選考でもサクラと三菱自動車の『eKクロスEV』が、トップの得票数でベスト6台にノミネートされており、11月9日に決定するカーオブザイヤーの最有力候補となっている。

2022年11月4日付

●米0.75%利上げ4回連続、FRBペース緩和示唆 (読売・1面)

●値段の真相、「アップル」ブランド鉄壁、高級路線利幅も大きく (読売・7面)

●北朝鮮ミサイル3県Jアラート、新幹線一時停止 (毎日・20面)

●黒田日銀へ批判730件、6月「値上げ容認」発言 (東京・1面)

●COP27、6日開幕へ「1.5度目標」達成へ結束焦点(東京・2面)

●センチュリー購入は「違法」山口県知事に2090万円賠償責任、地裁 (東京・18面)