注目の自動車ニュース
ポルシェ 911 に「STI」、スバル製エンジンで550馬力…SEMA 2022
ENEOS(エネオス)の米国部門は11月1日、ポルシェ 『911 GT3』にSUBARU(スバル)エンジンを搭載した『911 GT3 STI』を、SEMAショー2022で初公開した。
同車は、事故で廃車となった2007年モデル(997.1世代)のポルシェ 911 GT3がベース。エンジンのない状態での入手となったため、ポルシェ911ならではの水平対向(ボクサー)エンジンを維持するために、2008年モデルのスバル『インプレッサWRX STI』用のEJ25型2.5リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載した。
EJ25型エンジンは、オリジナルのポルシェの3.6リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンよりも約77kg軽量。このEJ25型エンジンに、ボルグワーナー製ターボや大容量インタークーラーを追加し、排気システムをチューニングすることで、最大出力550hpを獲得した。オリジナルのポルシェ 911 GT3の415hpよりも強力、としている。