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BMW『M5』にもワゴン登場? 電動化で最強モデルは750ps突破か
BMWのスーパーセダン『M5』次期型の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。ベースとなる『5シリーズ』次期型は2023年にリリース予定で、M5はその1年後の2024年と予想されている。
プロトタイプ車両のフロントエンドには、量産型ヘッドライトが装備され、大径ホイールを収納するワイドなホイールアーチなど、完全なプロダクションボディに仕上がっている。
ノーズは完全に覆われているが、ワイドグリルの一部を見ることができるほか、バンパー中央には大径のエアインテーク、その両側にはコンパクトな吸気口が配置されていることがわかる。またボンネットの中央には、長方形のパネルがリベット留めされているが、そこに何が隠しているのかは不明だ。
足回りはY字とV字のスポークを組み合わせた最終的なコンポーネントと思われるホイールを装着していることが確認できる。リアエンドでは、水平基調のLEDテールライトが初めて露出しているが、これが最終的なものかは断言できない。バンパーには円形のクワッドエキゾーストパイプをインストールし、その上部には「Electrified Vehicle」(電化された車両)のステッカーが確認できる。
パワートレインは、4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンに電気モーターを組み合わせ、最高出力は650psと予想される。「コンペティション」モデルでは、最高出力は750ps以上、最大トルク1000Nmを発揮する可能性がありそうだ。
次期型のM5には、カーブドディスプレイ、iDrive 8.0、超広帯域技術を備えたBMWデジタルキープラス(デジタルキー3.0)など、BMWグループ最新のインフォテイメント技術が搭載されるだろう。またハンズフリーによる高速道路運転と駐車機能を備えた、少なくともレベル2の自動運転が期待できるという。
Mシリーズでは『M3』にはじめてワゴン版の「ツーリング」が設定されたことも話題となった。M5初のツーリングが登場する可能性も浮上しており、目が離せない。