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フェラーリ最後のV12エンジン搭載車か? 新型スーパーカーを初スクープ

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フェラーリ最後のV12エンジン搭載モデルと見られる新型スーパーカーを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

そのプロトタイプ車両は、V8エンジン搭載『ローマ』のボディをまとった姿で出現。フェラーリは新型モデルの開発を、別モデルのボディを使っておこなうことが多い。最近では『プロサングエ』の開発車両が、マセラティ『レヴァンテ』のボディで開発されていたのも記憶に新しい。

今回のプロトタイプもノーズとボンネットがローマより長く、ボディがワイド化されているほか、前輪とドアの間も延長されているように見える。これはより大きなエンジンを搭載するための措置だと考えて良いだろう。またフロントバンパー両サイドには、大型のエアインテークを備えているのも確認できる。

開発コード「F167」と呼ばれる新型スーパーカーは、『812スーパーファスト』の後継モデルと見られ、ローマより長いホイールベースとワイドなトレッドを備えるはずだ。

新型スーパーカーは、ローマで最初に使用されたスケーラブルアーキテクチャを採用。パワートレインは、プロサングエと同じ6.5リットルV型12気筒エンジンをフロントに搭載する。『296 GTB』や『SF90』のようなフルハイブリッドを搭載するのか、それともマイルドハイブリッドになるのかは不明だが、モーターの搭載は濃厚。最高出力は900psとも噂される。

新型V12スーパーカーのワールドプレミアは、2023年内と予想されている。