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ポルシェ『マカンEV』、2024年へ延期濃厚…開発車両の仕上がりは?
ポルシェは現在、フルエレクトリック・クロスオーバーSUV『マカンEV』(仮称)を開発中だが、その最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。
ニュルブルクリンクに再び姿を見せたプロトタイプは、ワイド化へのテストだろうか、これまでなかった巨大なプラスチック製のホイールエクステンションを装着し迫力を増している。フロントマスクにはスリム化されたヘッドライトを装備。グリルは閉じられ、エアインテークが低い位置に配置されている。
リアアンダーにもディフューザー代わりのテストコンポーネントが見てとれる。これまでのマカン以上に流麗なルーフラインが特徴的だ。
マカンEVのワールドプレミアだが、VWグループのソフトウェア部門「CARIAD」において、次世代EVに必要なソフトウェア開発に問題が生じていると噂されていた通り、やはり当初の2023年から2024年に変更されたことがわかった。またアウディとベントレーのいくつかのEVモデルにも支障が出ているという。
プラットフォームはEV用の「PPE」に基づき、一充電での航続距離は『タイカン』を上回る500km以上を目指し開発が進められているという情報が入っている。また最高性能のトリムレベルでは最大700psを発揮することもわかっている。