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VW ティグアン 改良新型、2.0リットル4輪駆動モデルを追加
フォルクスワーゲンジャパンは主力SUV『ティグアン』改良新型に2.0リットル4輪駆動モデル「TSI 4MOTION」を追加設定し、9月21日より受注受付を開始した。
今回導入するTSI 4MOTIONは、最高出力190ps/最大トルク320Nmを発生する2.0リットル4気筒直噴ターボガソリンエンジンを採用。最大トルク発生回転数は1500~4100rpmと、広いトルクバンドを持つ。この高性能エンジンを4MOTIONシステムと組み合わせることで、高いロードホールディング性能と高出力ながら扱いやすいエンジン性能を備えた四輪駆動モデルとなっている。
グレード構成は3グレード構成。エントリーグレード「アクティブ」は、1.5リットルTSIエンジン同様の装備に加え、4MOTIONアクティブコントロールやヒルディセントアシスト、ドライビングプロファイル機能などを装備する。中間グレード「アクティブアドバンス」にはLEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」やVW純正インフォテイメントシステム「ディスカバープロ」、デジタルメータークラスター「デジタルコックピットプロ」などの先進装備を標準設定。上級グレード「R-ライン」は専用の内外装に加え、アダプティブシャシーコントロール「DCC」やレザーシートなどのオプションを選択できる。
今回の追加設定により、ティグアン改良新型は1.5リットルTSIエンジンを採用したモデルと2.0リットルTSIエンジンに4MOTIONシステムを組み合わせたモデル、最高出力320psを発生する高性能モデル「R」の3種類のパワートレイン、全7グレード構成となった。
TSI 4MOTIONは、ナイトシェードブルーメタリックやドルフィングレーメタリックなど全5色を展開。価格は479万2000円から581万6000円。出荷は11月より順次開始を予定しているが、半導体供給不足などの影響により納期に時間がかかる場合もある。