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自動運転は車が他の道路利用者と通信…マニエッティがCES 2019でコンセプトカー発表へ

マニエッティマレリ(Magneti Marelli)は12月20日、米国ラスベガスで2019年1月に開催されるCES 2019において、最新の「スマートコーナー」技術を搭載したコンセプトカーを初公開すると発表した。

マニエッティマレリは、イタリアの自動車部品大手だ。従来、フィアット・クライスラー・オートモービル(FCA)の傘下にあったが、2018年秋、カルソニックカンセイの親会社のCKホールディングスが買収すると発表している。

スマートコーナーは、マニエッティマレリの自動運転車向け技術だ。最新のプロジェクターヘッドランプ&テールランプに、カメラ、レーダー、LiDAR(ライダー)を統合したものを指す。スマートコーナーによって、自動車のデザイナーは高度な照明とセンサーシステムを車両に組み込みながら、重量、コストを削減でき、車両の外装に追加のパッケージング、配線、コネクタを設ける必要がなくなるという。

CES 2019では、最新のスマートコーナー技術を搭載したコンセプトカーを初公開する。フロントグリルとリアにはアクティブマトリクス有機発光ダイオード(AMOLED)ディスプレイが装備されており、車両が自動運転状態なのか、V2Xを使用しているかなどの情報を、他の道路利用者に知らせる、としている。