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BMW 8シリーズグランクーペ、最強の「M850i」が露出…ライバルはパナメーラ&AMG GT

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BMWが3月に公開した最上級4ドアクーペ、『8シリーズ グランクーペ』に設定されるハードコアモデル、『M850iグランクーペ』市販型プロトタイプを、ドイツ・ミュンヘン市街地でカメラが初めて捉えた。「グランクーペ」は、現在『4シリーズ』と『6シリーズ』に設定されており、8シリーズは第3弾となる。

捉えた開発車両は、フロントマスクが完全に露出。ベースモデルより冷却効果を高める大型エアインテークを備えるほか、Mエアロキット、ブルーブレーキキャリパー、クワッドチップを備えるツインエキゾーストパイプも確認できる。

ベースとなる『M850i』の4851mmからホイールベースを延長。全長5メートルを超すが、「CFRP」(カーボンファイバー強化プラスチック)を多用する「CLAR」プラットフォームを採用することにより、剛性を高め軽量化を実現している。また2ドアと比べ、ヘッドスペースにも余裕を持たせているのも特長だ。

パワートレインは、最高出力320psを発揮する3リットル直列6気筒ターボディーゼル、及び最高出力530psを発揮する4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンをラインアップ。また頂点には、最高出力600ps以上を発揮する『M8』の設定が予想され、「M xDrive」を搭載するだろう。

キャビン内では、クリスタルギアノブ、最高級レザーなどを備えるほか、最大600mまで照らす夜間レーザーヘッドライトなどの安全装備も充実する。

ライバルはポルシェ『パナメーラ』やメルセデスベンツ『AMG GT 4ドア』などを想定しており、2019年内のデビューが期待されている。