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三菱 アウトランダー スポーツ 、「AWC」標準搭載
三菱自動車 (Mitsubishi Motors)の米国部門は8月31日、『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』に相当)の2023年モデルを発表した。
2023年モデルでは、全車に「AWC」が標準搭載された。 AWCとは、「All-Wheel Control」を意味する。さまざまな走行条件下において、ドライバーの操作に忠実な車両挙動を実現するために、4輪の駆動力と制動力をマネジメントする車両運動統合制御システムになる。AWCの搭載により、アウトランダースポーツは、さらなる冒険に対応できるようになるという。
また、2023年モデルには、「S」、「ES」、「LE」、「SE」、「GT」をラインナップする。2023年前半に、「ラリーアート」仕様を限定モデルとして、設定する予定だ。
◆最新の先進運転支援システム
2023年モデルには、最新の先進運転支援システム(ADAS)を導入する。全グレードに、「フォワード・コリジョン・ミティゲーション(FCM、衝突被害軽減ブレーキシステム)」、「レーン・ディパチャー・ウォーニング(LDW)」、「オートマチック・ハイビーム(AHB)」を標準装備した。
さらに、ESグレード以上には、雨滴感知ワイパー、LEDフォグランプ、自動ルームミラーを標準装備している。
ボディカラーは、レッドダイヤモンド、パールホワイト、ブラックラブラドール、サンシャインオレンジなどから選択できる。
◆2.0リットルと2.4リットルの2種類のエンジンを設定
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ガソリン「MiVEC」エンジン(最大出力148hp、最大トルク20kgm)が標準だ。「GT AWC」グレードには、2.4リットル直列4気筒ガソリンエンジン(最大出力168hp、最大トルク23.1kgm)を搭載している。
アウトランダースポーツには、最新の「ダイナミックシールド」のデザインコンセプトを導入する。左右から中央に向かって包み込むバンパーのプロテクト形状とフロントグリル部を、水平・垂直基調のスクエアなラインで構成。バンパー下部をスキッドプレート形状とすることで、力強さや堅牢さを表現した。また、フードに厚みを持たせたことにより、存在感を高めたフロントフェイスとした。
LEDを多用したフロントのライトデザインも特長で、ウインカーとフォグランプをバンパーサイドに配置した。リアは、ウインカー以外のコンビネーションランプをLEDとし、車幅いっぱいに広がる水平基調の特長的でシャープなテールランプとすることで、ワイド感を強調した。また、バンパーも新デザインで、下部をスキッドプレート形状として、さらなる力強さを表現している。
◆第2世代の8.0インチスマートフォン連携オーディオ
インテリアは、最新の車載コネクティビティとして、スマートフォン連携ディスプレイオーディオの「SDA」(スマートフォンリンク・ディスプレイ・オーディオ)を搭載する。第2世代の8.0インチスマートフォンリンクのディスプレイオーディオ、または7インチディスプレイオーディオシステムをグレードに応じて搭載する。
この最新の8インチSDAシステムを、SEグレードに搭載する。また、USBメモリーに保存されている動画を、車両停止時に限って、SDA画面上で視聴できるようにした。Apple 「Car Play」とグーグルの「Android Auto」にも対応している。