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より厳ついマスクに進化?メルセデスAMG『GT 4ドアクーペ』初の大幅改良でどう変わる
メルセデスベンツ4ドアクーペの頂点、AMG『GT 4ドアクーペ』の改良新型プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
現行型AMG GT 4ドアクーペ(X2900型)は2019年に登場、日本市場にも同年から導入されているが、初の大幅改良を迎えるようだ。
捉えたプロトタイプは、開発中の車両らしからぬ明るいグリーンカラーで塗装されている。カモフラージュはフロントマスクのみの状態で、開発初期段階であることは間違いないだろう。
ボディ前部では、下部中央に台形のインテークを配置、バンパーコーナーには新設計された吸気口の輪郭がうっすらと見える。パナメリカーナグリルの形状は現段階では変化は見られず、垂直スラットは継承、下部エアインテーク形状はよりアグレッシブになることが予想されている。
側面では、フロントフェンダー通気口の部分にカモフラージュを施しており、デザインの微調整が示唆される。リアエンドには固定リアウィング、ディフューザーが装着されており、大型のフロントスプリッターなどを含むAMGエアロダイナミック パッケージが装備されているようだ。
現行型の頂点には、最高出力831ps、最大トルク1400Nmを発揮する4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンと、リアアスクルに電気モーターを搭載する『GT 63S パフォーマンス』を設定。日本市場には最高出力367ps、最大トルク500Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボエンジンを搭載する「GT 43」などがラインアップされているが、現在のところパワートレインの変更に関する情報はない。今後情報が入り次第お伝えしていこう。