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『マツダ3』米2023年型、2.5リットルはターボと自然吸気の2種類
マツダの米国部門は8月16日、『マツダ3』(Mazda3)の2023年モデルを発表した。ハッチバック(日本名:「ファストバック」に相当)は今秋、セダンは今冬、発売される予定だ。
2023年モデルでは、2.5リットル直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンの「SKYACTIV-G 2.5」がパワーアップした。最大出力は191hpと、従来の186hpから5hp強化。最大トルクは25.7kgmに据え置かれている。このエンジンは、気筒休止技術を採用して、燃費性能を追求した。トランスミッションは6速ATを組み合わせる。
2.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン搭載車「2.5ターボ」も設定する。「SKYACTIV-G 2.5T」エンジンには、マツダの「ダイナミック・プレッシャー・ターボ」を採用する。新設計のポートを使用してターボチャージャー内に空気を取り入れることで、ほぼ即座にブーストが得られるのが特徴だ。
マツダ3の2.5ターボの米国仕様のスペックは、オクタン価87のガソリン使用時が最大出力227hp、最大トルク42.8kgmだ。オクタン価93のプレミアムガソリン使用時には、最大出力は250hp、最大トルクは44.2kgmに向上する。このエンジンは、マツダ3に合わせて最適に調整されており、情熱的なドライバーが期待するドライビングダイナミクスを実現しているという。