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bZ4xもぶっちぎり!? ヒョンデ アイオニック5 に最強「N」設定へ、その驚異のスペックとは?

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ヒョンデのEVハッチバック『アイオニック5』に、最強のスポーツモデル「N」が設定されることが濃厚だ。日本でも話題のアイオニック5だが、導入はあるのか。最新のプロトタイプをスクープサイト「Spyder7」が激写した。

これまでもその存在は目撃されてきたが、いよいよヘッドライトやテールライトなど、最終コンポーネントが装着されているようだ。

ニュルブルクリンクで捉えたプロトタイプは、通常モデルと比べてボディがローダウンされている。ボンネットは通常モデルと比べ隆起しているように見えるが、これが何を意味するものかは現時点では不明だ。

そのほかでは、スポーティなコーナーエアインテークを装備。フロントブレーキの冷却効果を高めると予想される。バンパー中央には大型のメッシュインテークが備わり、かなりアグレッシブな表情となっている。

膨らんだホイールアーチの中には、大径ホイールに大型ブレーキディスク、赤いリアキャリパーを装着。タイヤはピレリ P Zeroを履いている。後部では、中央にくぼみのある新しいルーフスポイラーを装備、ブレードには新しいギャップがみられ、高速安定性に貢献すると思われる。リアバンパーにはディフューザーの存在も確認できる。

インテリアの画像はないが、革製バケットシートを備えたテスト車両が以前公開されており、『i30N』に似たスポーティなキャビンが予想される。

パワートレインは、キアのスポーティEV『EV6GT』から流用され、最高出力585ps、最大トルク740Nmを発揮。また0-100km/h加速は3.5秒、77.4kWhのバッテリーパックにより、1回の充電で252マイル(405km)走行できる強力なパフォーマンスが期待できそうだ。また情報元によると、ヒュンダイはシャシーの強化とサスペンションの微調整にも懸命に取り組んでおり、ハンドリングが改善されているという。

「アイオニック5N」のワールドプレミアは数か月以内と見られる。日本市場導入は未定だが、国内で発売されれば、高性能モデルを持たないトヨタ『bZ4x』や、日産『アリア』などの国産EVにとって驚異となるに違いない。