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【ダイハツ ムーヴキャンバス 新型】先代の“かわいさ”を受け継ぐストライプス
デザイン性と機能性を両立し、人気を博したダイハツ『ムーヴキャンバス』。7月にフルモデルチェンジされた新型は、「ストライプス」と「セオリー」、異なる2つの世界観に応じたモデルを用意した。
今回紹介する「ストライプス」は、初代の持つかわいらしさを継承しつつ、時代の流れに合わせて洗練させたモデル。キープコンセプトに見えて、実は大きく進化したという新型。早速、画像で見ていこう。
かわいらしくも、スッキリとしたエクステリア
全体のシルエットは、全体的に丸みが強調されており柔和な印象だ。ストライプスは全車が特徴的な2トーンカラー。画像のアプリコットピンクメタリックをはじめ、楽しくポップな全8色のボディカラーを用意する。
フロントでは丸っこいヘッドライトが愛嬌を振りまく。一方で、先代では丸型アイコンエンブレムが装着されていた部分をアルファベットのロゴにしたほか、リアナンバープレートがバンパーに移設されるなど、全体としてスッキリした部分も多い。時代に合わせてアップデートされた部分と言えよう。
インテリアには嬉しい装備が満載
インテリアはホワイト基調で、「等身大志向の現代の若者」をターゲットに、自分の部屋のように寛げる空間を目指したという。新開発のフルファブリックシートによる座り心地の良さも、「寛げる空間」の実現に貢献する。
ユーティリティも時代に合わせて進化した。広々としたインパネスペースは車内でテイクアウトした食べ物を食べるのに最適だ。センターにはスマートフォンを置くのにちょうど良いトレイが配置され、メーカーオプションでナビ接続やワイヤレス充電に対応する。運転中につけ外しする機会が増えたマスクなど、小物類の収納場所にも事欠かない。
また、「ホッとカップホルダー」を軽自動車で初めて設定する。これはペットボトルや缶、紙カップなどに入った飲み物を保温してくれるドリンクホルダーで、寒い季節に嬉しい装備だ。
基本性能を強化し、燃費も走りも向上
メカニズム面では基本性能が特に強化された。従来から要望のあったターボモデルが新設定された他、従来モデルから50kgの軽量化に成功。WLTCモードは22.9km/リットルと、先代から約10%の数値向上となった。
また、徹底した聞き込み調査に基づき、運転の不安が解消されるような工夫がなされているという。例えば、ステアリングの操舵力を調整することによって、駐車や狭い道でも操作に戸惑わないようになっている。また、ダイハツの新プラットフォーム「DNGA」の採用と、ムーヴキャンバス専用のサスペンションチューニングにより、快適な走行性を実現した。
長所であったキュートなデザインを受け継ぎつつ、時代に沿ったアップデートが行われた新しいムーヴキャンバス ストライプス。価格は149万6000円からとなる。