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プラド と兄弟、レクサス GX にブラックアクセント仕様…米2023年型に設定

  • 《photo by Lexus》
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レクサスは8月9日、レクサス『GX』(Lexus GX)の2023年モデルを米国で発表した。

◆プラドとの外観の違いはフロント部分が中心
2003年にデビューした初代レクサスGXは、トヨタ『ランドクルーザープラド』を豪華に仕上げたモデルだ。レクサスのSUVラインナップでは、『RX』と『LX』の中間に位置するミッドサイズSUVとなる。

2009年11月に発表された現行の2代目レクサスGXは、ランドクルーザープラドをベースに、レクサス向けの専用エクステリアを採用した。

プラドとの外観の違いはフロント部分が中心だ。グリルはプラドの縦基調に対して、GXではレクサスらしい大型スピンドルグリルに変更。ヘッドランプも内部のレンズ配置を変えている。リアはテールランプをLED化し、バンパーのデザインをプラドから変更した。

◆限定3000台の「ブラックライン・スペシャル・エディション」
2023年モデルには、「ブラックライン・スペシャル・エディション」が引き続き設定される。限定台数は3000台だ。カラーパレットには、新色のエミネントホワイトパールが用意された。これに伴い、スターファイアパールとクラレットマイカの2色が廃止されている。

スキッドプレート、フォグランプ、グリル、ブラックインサート付きのクリアテールランプはダーク仕上げ。専用の18インチグロスブラックアルミホイールも装備した。ルーフスポイラーとシャークフィンアンテナは、ブラックで塗装されている。

インテリアには、新しいボルダーグレーの 「NuLuxe」トリムを採用した。ブラックのヘッドライナー、グレーのステッチ、ステアリングホイールのブラックマットアッシュウッドオーナメントも、新たに装備されている。パノラマビューモニターも標準装備した。

◆10.3インチのマルチメディアタッチスクリーン
インテリアは、マルチメディアシステムに、最新のスマートフォン車両統合とバーチャルアシスタントを備えた10.3インチのマルチメディアタッチスクリーンを採用した。Apple「CarPlay」、グーグル「Android Auto」、アマゾン(Amazon)の「アレクサ(Alexa)」に対応する。モバイル機器に電力を供給するUSBポートは、合計4個装備している。

また、新車登録から3年間付帯する「レクサス・エンフォーム・リモート」サービスを利用すると、スマートフォン、スマートウォッチ、「グーグル・アシスタント」または「アマゾン・アレクサ」対応デバイスを使用して、ドアのロックや解除、エンジンや空調の始動、燃料残量の確認などが遠隔操作で行える。

「ラグジュアリー」グレードには、マークレビンソン製のプレミアムサラウンドサウンドオーディオを標準装備した。他にも、さまざまなアップグレードが施されているという。

◆プラドにはない4.6リットルV8は最大出力301hp
搭載エンジンに変更はない。プラドにはない4.6リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力301hp、最大トルク45.5kgmを発生する。トランスミッションは6速ATを組み合わせている。駆動方式はフルタイム4WDだ。

2023年モデルには、「レクサス・セーフティ・システム+」を全グレードに標準装備した。歩行者検知機能付きのプリコリジョンシステム、車線逸脱警報、インテリジェントハイビーム、高速域対応のダイナミック

レーダークルーズコントロールなどが含まれている。