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日産 スカイライン のインフィニティ版『Q50』、最強グレードは405馬力
日産自動車の海外向け高級車ブランドのインフィニティ(Infiniti)は8月1日、『Q50』(日本名:日産『スカイライン』に相当)の2023年モデルを米国で発表した。
インフィニティQ50は、日産スカイラインのインフィニティ版だ。2023年モデルには、新たなメンテナンスプログラムの「インフィニティ・プレミアム・ケア」を導入した。インフィニティ・プレミアム・ケアは新車登録から3年間、点検やオイル交換、ブレーキフルードの交換、キャビンエアフィルターの交換、タイヤローテーションなどを無償で行う。
2023年モデルには、シリーズ最強グレードとして、パフォーマンス指向の「レッドスポーツ400」を設定する。「VR30型」直噴3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンは、一体型のエキゾーストマニホールドなどにより、コンパクト化されている。また、スロットルのスピードを向上させたモーターをバルブタイミングシステムに組み込み、レスポンスを向上させる「アドバンスタイミングコントロール」も採用している。
さらに、ツインターボシステムは、タービンブレードのデザインを最適化するとともに、最新のタービンスピードセンサー、インタークーラー、電動アクチュエーターを採用し、パフォーマンス、レスポンス、燃費を向上させた。とくに、高負荷の際、効果的に熱管理を行うためのインタークーラー用ポンプは、2つ搭載されている。レッドスポーツ400の最大出力は405ps/6400rpm、最大トルクは48.4kgm/1600~5200rpmを獲得する。トランスミッションは7速ATを組み合わせている。