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SUPER GT会場で注目、迫力のエアロを身につけた シビックタイプR 新型
7月21日にワールドプレミアを行った新型ホンダ『シビックタイプR』。アグレッシブに機能を追求した、純正アクセサリーのエアロが付いた新型が、SUPER GT第5戦開催されている富士スピードウェイに登場した。
旧型シビックタイプRは迫力あるデザインだったが、新型は丸みを帯びた造形になっている。しかしフロントはブリスタフェンダー形状で、ふくよかで車幅を強調しており、スタイリングだけでなく空力でも進化していると見られる。
その注目のシビックタイプR新型に純正アクセサリーを装着した車が、8月6~7日の会期でSUPER GT GT第5戦FUJIMAKI GROUP FUJI GT100LAP RACEが開催れる、富士スピードウェイのイベント広場に登場した。
シビックタイプR新型では、純正装着のリアスポイラーがワールドプレミア直後から注目されており、空力効果も高いようだ。その空力特性をさらに向上させるために用意されたのが、純正オプションのリアスポイラーだ。
このテールゲートスポイラーの開発には、人の手の感覚を重視したホンダアクセスModulo Xシリーズの、『実効空力エアロ』開発チームも参画した。
日常使いの速度から空力の性能アップさせ乗り味を良くした、Modulo Xシリーズの開発陣は、クレイやスタイルフォームを削りながら、実際に何度も走行を繰り返し、細かいところまで微修正している。
シビックタイプR新型では、スポイラー下面に装備されている実効空力デバイスと呼ばれるギザギザの部分を、テールゲートスポイラーの下面に展開。スポイラー上面の跳ね上げ部分も相まってスポイラー下部に流れる空気を整流していると思われる。
リアルカーボン×レッドポリエステル綾織りとしていることで、ブラックなカーボン柄ではなく、少し赤みが混ざったカーボン柄となっているのは、今までにない仕上がりだ。エクステリアでは赤のドアミラーカバーやバイザーなども装着された。
インテリアではリアルカーボン×レッドポリエステル綾織りのインテリアカーボンやオリジナルのシフトノブ、サイドガーニッシュやセンターコンソールボックスなどを装備し、上質感とスポーツ感を演出している。
まだ見る機会のないシビックタイプRだけに、サーキットでも注目を浴びていた。