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東京・西新宿エリアで5G活用による自動運転を予定

  • 《画像提供 日本工営》
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日本工営は7月28日、東京・西新宿エリアで自動運転移動サービス実現に向けた5Gを活用したサービスモデルの構築に関するプロジェクトの詳細を決定したと発表した。

同社は自動運転移動サービスの実証支援や事業化に向けて検証する事業プロモーター業務を務める。今回、2023年度の事業化を念頭に、西新宿エリアにおける自動運転の実証実験プロジェクトを実施する。

京王電鉄バスなどによる「西新宿エリアバス路線の自動運転営業運行に向けた技術・運用検証及び持続可能なサービスモデルの検証」を、2022年12月中旬から2023年1月末まで「日野ポンチョ」を使用して、自動運転レベル2で運行する。

障害物検知機能の向上や車線変更機能追加、路側センサーの設置による路上駐車車両の回避のほか、自動ブレーキ機能向上、信号協調による停止・発進・右左折の自動化などの技術を検証する。

また、5Gを活用した車内遠隔監視、車内ロボットを利用した遠隔接客、バス停における遠隔乗車案内及び利用客の乗車意思確認の自動化についても検証する。

実証実験では日本モビリティやあいおいニッセイ同和損害保険、富士フィルムイメージングシステムズなども参加する。