注目の自動車ニュース

【トヨタ クラウン 新型】高級感と乗り心地を追求したシート、トヨタ紡織が開発

  • 《写真提供 トヨタ自動車》
  • 《写真撮影 平原克彦》
  • 《画像提供 トヨタ紡織》
  • 《写真撮影 平原克彦》
  • 《写真撮影 平原克彦》
  • 《画像提供 トヨタ紡織》
  • 《図版提供 トヨタ紡織》
  • 《図版提供 トヨタ紡織》
  • 《写真撮影 平原克彦》
  • 《画像提供 トヨタ紡織》
  • 《写真撮影 平原克彦》
  • 《画像提供 トヨタ紡織》
  • 《写真撮影 平原克彦》

トヨタ紡織は、新開発のシートや内装品などが、2022年秋頃より発売予定の新型『クラウン(クロスオーバー)』に採用されたと発表した。

新開発のシートは、クラウンにふさわしい高級感のある見栄えと乗り心地を追求。シートカバーは光輝剤入りの表皮材で加飾を施し、金属加飾のドアトリムなどとの親和性を高めるとともに、窓越しにも目を引くシートとすることで高級感を演出している。また、シートカバーを深く引き込む「深吊り構造」を採用。臀部の圧力集中を低減させることでクッション性を高めたほか、陰影の強調により、立体的で仕上がり感の高いデザインになっている。

フロントシートは、座面のクッションサイドが人体との接触面積が増えるよう形状と材料を見直し、フィット感を向上させた。リヤシートは新型クラウンの新しいクーペタイプの車両スタイルに対応。ホールド性を確保しながらも、シートのサイド部を車両外側に向けて緩やかに傾斜する形状にするとともに、乗降時に脚を乗せた際の沈み込み量を増加。地面に足がつきやすくなり、車両へのよりスムーズで、美しい所作での乗り降りが可能となった。

ドアトリムは一部に高耐衝撃プラスチックを最適配合し、さらに高倍率発泡をすることで、耐衝撃性を維持しながら、ポリプロピレン基材に比べ約20%の軽量化を実現した。また、リヤ席のドアトリムにはロングプルハンドルを採用。プルハンドルを好きな位置で握ることができ、より快適な乗降・ドアの開閉を実現する。パッケージトレイは基材に植物材料であるケナフを使用し、カーボンニュートラル実現に貢献。このほか、天井、フロアカーペット、キャビンエアフィルター、オイルフィルター、エアクリーナーなどに同社製品が採用されている。