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ヒョンデの新EV『アイオニック6』、航続は610km
ヒョンデは7月14日、新型EV『アイオニック6』(Hyundai Ioniq 6)をワールドプレミアした。
アイオニック6は、EV専用ブランドの「アイオニック(Ioniq)」の第2弾モデルだ。日本市場にも導入されている『アイオニック5』に続くモデルになる。アイオニック5は、5ドアハッチバックのEV。これに対して、アイオニック6は、ユニークな流線形シルエットを持つセダンEVになる。アイオニック6は、「シングルカーブの電動ストリームライナー」を標榜する。ボンネットの先端からルーフ、リアへエンドへと続く緩やかなカーブが特長だ。前面空気抵抗を示すCd値は、ヒョンデ車で最も低い0.21を達成した。
アイオニック6には、2WD(後輪駆動)とAWDの2種類の仕様を用意した。最上位のデュアルモーターAWD仕様の場合、前後に搭載されるモーターは最大出力325hp、最大トルク61.7kgmを引き出す。パワフルなツインモーターは、0~100km/h加速5.1 秒の性能を可能にする。
バッテリーは2WDとAWDともに、「ロングレンジ」仕様の場合、蓄電容量が77.4kWhと大容量とした。2WDの18インチタイヤ装着車では、1回の充電での航続が610km以上(WLTPサイクル)を想定している。また、2WDの18インチタイヤ装着車で、標準バッテリー(蓄電容量53kWh)の場合、エネルギー消費量は14kWh/100km以下と予想している。これにより、アイオニック6は最もエネルギー効率の高いEVのひとつになるという。