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ホンダ N-VANドリーム に怒ったチュート福田、東京オートサロン2019出展?

◆聞いてないけど

「N-VANドリーム?」

カスタムカーをタダでつくってくれるらしいんですよ。

「なんやねんそれ! なんでオレに連絡ないんや。だったら自分で……」

ホンダYouTube公式チャンネルで12月11日から公開された「N-VAN『福田からHondaへの宣戦布告』篇」をもう見ただろうか?

バイク芸人で知られるチュートリアル福田充徳が怒っているのは、ホンダがこの夏に展開した「#N-VAN_Dream」の件。「仕事に、趣味に、ホンダ『N-VAN』をフル活用したアイディアをお寄せください」という連絡が自分にこなかったことに対して、怒り心頭というわけだ。

そこで福田、「自分で」と、N-VANベースのカスタムカーを見事に仕立てて、ホンダに売り込んだ……、という新たな動画が公開された。

◆その名も「FUKUDA-LAND」、東京オートサロン2019へ

ルーフにスピーカーが載るわ、車内から大型モニターが飛び出るわ、バイクが積めるわで、完全福田仕様。その名も、「FUKUDA-LAND」。しかも新春の風物詩、東京オートサロン2019へも展示することを直談判で約束させてしまうというドタバタのオチ。

この動画の撮影後に、福田が取材に応じてくれた。まず「カスタムって、自分なりの個性が出せていいですよね。同じクルマが横並びになったときに、ひと味違うなっていう、オレらしさを見せつけるのが醍醐味ですよね」と。

「この企画もらったときは、正直にうれしかったですね。バイク積めるトランポとして使える軽自動車って、いままでなかったじゃないですか。だから、このN-VANをカスタムするってなってまず、どんなクルマなんやろうっていう好奇心から撮影に入りましたね」(福田)

◆バイクの固定も車外かららくらく!

福田は実際に、このN-VANカスタムカー「FUKUDA-LAND」に乗ってみて、そのベースにあるN-VANのポテンシャル(ダブルビッグ大開口、低床空間、積載性など)にびっくりしていたようす。

「撮影で乗らしてもらったんですけど。正直、ぼく軽自動車って乗ったことなかったんすよ。で、バイク乗せて走らせたら、すっごいパワーある。バイク乗せてるって感じないぐらい軽々と走る。これには『すごいな!』と。びっくりしましたね」(福田)

また自身もトランポを所有していながら、今回の「FUKUDA-LAND」で、衝撃を受けた点がいろいろあるという。

「僕もトランポ持ってるんですけど、このN-VANは衝撃ですね。まず助手席側のドアまわり。ピラーがないのがびっくり。この左サイドがまるっと開くのはびっくりですよ」

「バイク載せるのも降ろすのも、めちゃめちゃらくですよ。バイクを固定するロックを締める、解くもすっごいらく。いまのトランポって、自分も車内に入ってロック作業しなければならないんですよ。それを乗らずに外からロックできるんで、だいぶらくっすね」(福田)

◆思ってる以上にいろいろできちゃう

動画のなかで、東京オートサロン2019での「FUKUDA-LAND」展示も約束させてしまった福田。撮影の最終カットにOKが出たあと、得意げにこう語ってくれた。

「いやーこれはいろいろ広がりありそうですよね。早くバイク乗り芸人たちに自慢したいですよ。『これ軽自動車やん』っていわせてやりたいですよね」

「出来栄え? そりゃもう100点じゃないんですか。自分の名前が出すぎてますけど(苦笑)。色合いとかデザインはかっこいいですよね。本来の赤とは違う、ホンダの赤を使ったりとか、パネルもきれいに敷いていたり。スピーカーがついてたりとか。けっこういろいろな細かいところにこだわってるんですよ。東京オートサロン2019ではいろいろな角度からチェックしてみてほしいですね」(福田)

OKテイクのあと、福田は最後にこんな言葉を残し、拍手で見送られ去っていった。

「いやー、N-VANって、いろいろなことできますよ。この動画や東京オートサロン2019でその“広がり”をチェックしてもらって、自分なりの◯◯ランドをつくってくれたらいいなと」