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BMW『i5』、次期5シリーズのEVか…2023年発表へ
BMWグループ(BMW Group)は7月8日、新型EV『i5』を2023年に初公開すると発表した。i5は次期『5シリーズ』のEV版と見られる。
BMWグループは2023年までに、現在の市場セグメントの約90%に少なくとも1つのEVを導入する計画だ。MINIのラインナップは、2030年代前半までにフルEVとなり、ロールスロイスの新型車は2030年以降、すべてEVになる。
BMWグループは2025年までに、EVの販売台数は、年間平均50%を大きく上回る成長率で増加し、2020年の販売台数の10倍以上になると予想する。現在の市場予測に基づくと、2030年にはBMWグループの世界販売台数の少なくとも50%がEVになると見込まれる。実際の数字は、市場によって大きく異なる場合があり、最終的には、地域レベルでの充電インフラの拡充度合いに大きく依存する。
この時点で、BMWグループのラインナップ全体において、EVが1車種も用意されないセグメントは、存在しないという。実際、セグメントによっては、EVしか設定されないこともあり得る。需要が相応に伸びた場合、BMWグループは、EVの割合をさらに増やして対応する。BMWグループは、今後10年間に、累計およそ1000万台のEVを販売していると予測する。
BMWグループはEVラインナップの拡大戦略に沿って、2023年に新型EVのi5を初公開する予定だ。すでに新型『7シリーズ』のEVが『i7』、新型『X1』 のEVが『iX1』 として登場したことから、i5は次期5シリーズのEV版と見られる。