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Q4 e-tron、アウディ最長となる一充電走行距離576kmの認証を取得
アウディジャパンは、今年1月に発表した電動SUV『Q4 e-tron』『Q4スポーツバック e-tron』の一充電走行距離がアウディ最長となる576km(WLTCモード)で国土交通省の認証を取得したと発表した。
Q4 e-tronシリーズは、大型SUV『e-tron』『e-tronスポーツバック』、4ドアグランツーリスモ『e-tron GT』に続く、電気自動車(EV)「e-tron」第3弾。アウディがコンパクトSUVセグメントに導入する初のEVとなる。
パワートレインは、システム電圧400Vのテクノロジーを使用した総容量82kWh(実容量77kWh)の駆動用バッテリーを前後アクスル間の床下に配置。リヤアクスルに搭載した1基の電気モーターで後輪を駆動する。駆動用電気モーターは最高出力150kW/最大トルク310Nmを発揮。一充電走行距離はアウディ最長となる576km(WLTCモード)で国土交通省の認証を取得した。
Q4 e-tronシリーズは、2022年秋以降の発売を予定。価格は599万円から716万円となる。
アウディジャパンは、2024年までに15車種以上のEVの導入を予定している。これに伴い急速充電器の導入も進めており、2022年度には段階的に全国のアウディディーラーに52基の150kW急速充電器を設置。さらにポルシェジャパンと業務提携を締結し、同社が展開する50基の150kW急速充電器も使用できるようになる。さらに新車セールススタッフを対象とした「e-tron資格認定制度」の運用を開始するなど、サポート体制の強化を進めている。