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インフィニティのSUVクーペ、VCターボ搭載…『QX55』に米2023年型

  • 《photo by Infiniti》
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日産自動車の海外向け高級車ブランドのインフィニティは6月28日、SUVクーペ『QX55』(Infiniti QX55)の2023年モデルを米国で発表した。今夏、米国市場で発売される予定だ。

QX55は、最も急速に成長しているセグメントのひとつ、ラグジュアリークロスオーバークーペ市場に、インフィニティが再参入するために開発された。その2023年モデルでは、装備を充実させた。パーフォレーテッドレザー内装、運転席の4ウェイパワーランバーサポート、LEDウェルカムライト付きリアドアハンドル、後席にタイプC USBポートなどを採用している。

「ESSENTIAL」グレードには、交通標識認識システムを追加した。セルフレベリングとアダプティブフロントライティングシステムを備えたキューブデザインのLEDヘッドライトも装備している。「SENSORY」グレードでは、2列目シートにヒーター機能が備わる。

パワートレインは、可変圧縮比の「VCターボ」を備えた2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンエンジンだ。最大出力268hp、最大トルク38.7kgmを引き出す。日産が開発したVCターボエンジンは、量産エンジンとしては世界初の可変圧縮比エンジンだ。可変圧縮比技術は、ピストンの上死点位置をシームレスに変化させるマルチリンクシステムを活用しており、最適な圧縮比に素早く変化する特徴を備えている。