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BMW X1 新型にPHV、89kmのゼロエミッション走行が可能
BMW は6月1日、新型『X1』にプラグインハイブリッド車(PHV)として、「xDrive30e」グレードを欧州で設定すると発表した。
第5世代の「BMW eDrive」テクノロジーが、新型X1のPHVに採用されている。PHVシステムのエンジンは、直列3気筒ガソリンで最大出力150hpを引き出す。このエンジンは、7速ダブルクラッチの「ステップトロニック」を介して、前輪を駆動する。最大出力177hpを発生するモーターはリアアクスルに配置され、後輪を駆動する。エンジン駆動の前輪と合わせて4WDとなり、PHVシステム全体で326hpのパワーを獲得した。
二次電池(バッテリー)は、蓄電容量14.2kWhの第5世代のリチウムイオンバッテリーだ。EVモードの航続は、最大で89km(WLTPサイクル)に到達する。バッテリーの充電に関しては、充電出力を従来型の最大3.7kWから、新型では7.4kWへ向上。これにより、充電時間を約2時間30分に短縮した。充電ソケットは、左フェンダーのフラップの下に設けられる。